SAPジャパン(ギャレット・イルグ社長)は、「SAP Business Suite 7」のコアアプリケーションのすべてを対象に、機能を拡張する「Innovations 2010」を提供開始した。ユーザー企業は、業務を中断してシステムのアップグレードをする必要がなく、業界と業務部門(LOB)の独自のプロセスに対応したソフトウェアの新機能を活用することができる。

 「Innovations 2010」は、限定出荷期間中に450社の企業に出荷。SAP ERP 6.0が稼働している企業は、300以上の新たなビジネス機能を利用できる。

 新機能は、サプライヤーや資材に関するデータの整合性を保証するマスターデータガバナンスのほか、財務や人事業務領域でプロセスの効率化とコストを削減するシェアードサービスフレームワーク、設計BOMと生産BOMとの連携、時間と場所を問わず作業に必要な情報や文書に迅速にアクセスできるリニア資産管理など。(信澤健太)