三井情報(MKI、下牧拓社長)は8月15日、両備ホールディングス(松田久社長)の不動産部門の社内カンパニーである両備不動産カンパニーにおいて、両備グループのCRE(企業不動産)マネジメントシステムとして、MKIのSaaS型サービス「MKI CRE Suite」が採用されたと発表した。

 両備グループでは、長い社歴と業容拡大の中でグループ内に保有する不動産が増大・多様化し、各企業での個別管理はできているもののグループ全体における有効活用と最適化が課題となっていた。両備不動産カンパニーでは、事業として不動産開発・管理を手掛ける一方、グループ資産の有効活用と最適化を推進するため、グループ内に散在するCRE情報をデータベースで一元化してCREマネジメントを行う仕組みを検討してきた。

 今回、様々なシステムを検討した結果、CREマネジメントに特化したデータベースが一元化に最適である点や、SaaS型のため容易に短期間に導入することが可能であること。また、経営層に対してCRE戦略の具体的判断材料の提案ができ、柔軟な項目設定により多様なグループ企業への対応を実現するとともに、月額課金でコストパフォーマンスが高いといった特徴を評価して採用を決定した。

 両備不動産カンパニーでは、第一フェーズとして「MKI CRE Suite」を利用し自社物件の情報集約を行い、CRE情報の一元化と見える化によって現状分析を実施する。次に、第二フェーズとしてグループ各社が保有・賃借する不動産情報にまで取り組みを拡大し、グループ資産の有効活用および最適化を積極的に推進することでグループ全体の企業価値向上を目指していく。