フリービット(石田宏樹社長)は、クラウドインフラ分野が急拡大していることを受けて、既存の関東仮想データセンター(DC)に加え、関西仮想DCを今秋に開設する。さらに、年内には香港にも仮想DCを開設し、アジアのクラウド市場開拓を加速する。

 フリービットは、エンドユーザー向けの「ServersMan VPS」や法人向けの「VDC ENTERPRISE-FARM」など、クラウド環境を実現する複数のサービスを提供している。「ServersMan VPS」は、現時点で関東仮想DCを中心に約8000台のサーバーを稼働させており、今後も需要の拡大が見込まれるという。

 9月13日に発表した2012年4月期第1四半期の連結業績では、売上高が前年同期比39.2%増の50億3500万円、営業利益が1億5800万円、経常利益が2億600万円、当期純利益が1億5800万円だった。通期見通しは、売上高が11.9%減の205億円、営業利益が373.4%増の9億円、経常利益が332.3%増の9億5000万円、当期純利益が5億円。

 フリービットは、アジアのクラウド市場の開拓をはじめとして、アジア・太平洋地域での積極的な事業展開を長期的な成長戦略の柱に据えている。(ゼンフ ミシャ)