ITホールディングスグループのTIS(桑野徹社長)は、10月1日、上場企業を中心とした国際財務報告基準(IFRS)の適用を予定する企業向けに「IFRS固定資産管理ソリューション」の提供を開始する。「IFRS個別論点対応支援サービス」の第2弾。

 「IFRS固定資産管理ソリューション」は、複数台帳管理のほか、償却計算、資産除去債務、減損など、IFRSを導入するにあたっての固定資産管理の課題に対して、会計方針の検討や業務プロセスの整備などのコンサルティングサービスからIFRS対応のシステム構築支援サービスまで、ワンストップで提供するもの。

 コンサルティングサービスは、IFRS固定資産管理の各課題に対して影響調査や論点整理、会計方針の検討、システム要求事項の明確化までの対応検討ノウハウを体系化したIFRS導入方法論を活用。影響調査の際のインタビューシートをはじめ、影響金額の試算、計算式モデルなどの各種ツール類を提供し、会計方針・システム化要件を整理する。

 一方、システム構築支援サービスは、オラクルのERPパッケージ「Oracle EBS」の固定資産モジュールをベースに、日本向けの追加ソリューション「Oracle Japan Add-on Localizations」、データ照会ツール「Oracle FA Web Inquiry」、TIS独自のアドオン機能を組み合わせたIFRS対応テンプレートを提供。IFRSでの減価償却管理や資産除去債務、減損の管理機能に加え、総勘定元帳への仕訳連携機能を用意する。

 価格は、コンサルティングサービスが300万円(税別)から。システム構築支援サービスが2000万円(税別)から。「Oracle FA Web Inquiry」の利用はオプションとなる。TISは、2017年までに50件の「IFRS固定資産管理ソリューション」の提供を目指す。(信澤健太)