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1stホールディングス、ウイズシステムの中国ソフト会社を完全子会社化、オフショア開発を強化

2011/10/04 10:37

 1stホールディングス(内野弘幸社長)は、9月27日、ウイズシステム(元木昭裕社長)との間で、同社の中国子会社である大連唯知計算機系統有限公司(大連ウイズシステム)の全株式の譲渡契約を締結した。11年10月末の株式取得を予定している。

 1stホールディングスは海外事業の強化を掲げ、2009年5月、中国に100%出資子会社の文雅科信息技術(上海)有限公司を設立。集計・レポーティングツール「Dr.Sum EA」シリーズの製品販売を始めた。

 今後の事業拡大を見据え、オフショア開発拠点の確保が有効であると判断し、エイチ・ツー・オー リテイリンググループの情報システム会社である大連ウイズシステムの100%子会社化を決めた。大連ウイズシステムは、1999年に設立されたオフショア開発会社で、百貨店のシステム開発を中心にソフト開発を手がけている。(木村剛士)
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外部リンク

1stホールディングス=http://www.1st-hd.com/