日本ユニシスグループのICT(情報通信技術)ベンダーであるエス・アンド・アイ(S&I、藤本司郎社長)は、企業向けユニファイドコミュニケーション(UC)システム「uniConnect(ユニコネクト)」の事業強化を図り、このほど「uniConnect」専用の販売パートナー制度を立ち上げた。

 2009年に発売した「uniConnect」は、S&Iの積極的な提案活動の成果として、11年10月から販売が急激に伸びている。現時点ではウチダエスコや富士テレコムなど、5社で形成されるパートナー体制は、「自社の営業部隊だけでは、『uniConnect』のニーズに対応することが難しい」(第二事業部の村田良成部長)と判断して構築したものだ。

 S&Iは、各種トレーニングやSEサポートによって、パートナー各社の得意分野のスキル向上を支援し、セールスプランの策定をサポートする。他ベンダーとの差異化要素の強化を目指し、S&Iによる情報提供や共同プロモーションといったかたちで、「パートナーの各社が、技術と営業の両面で“色を出す”ことができる」(マーケティング部長の増田隆一氏)ように後押ししていく。

 パートナー制度を設立することによって、100ユーザー未満の小規模企業への「uniConnect」の導入や、ユーザー企業の地方拠点での案件対応の実現を狙う。2012年は、パートナーの数を増やす方針だ。(ゼンフ ミシャ)