ニュース

エス・アンド・アイ 「uniConnect」のパートナー制度を開始 ニーズの急拡大に対応する

2012/01/12 20:04

週刊BCN 2012年01月09日vol.1414掲載

 日本ユニシスグループのICT(情報通信技術)ベンダーであるエス・アンド・アイ(S&I、藤本司郎社長)は、企業向けユニファイドコミュニケーション(UC)システム「uniConnect(ユニコネクト)」の事業強化を図り、このほど「uniConnect」専用の販売パートナー制度を立ち上げた。

 2009年に発売した「uniConnect」は、S&Iの積極的な提案活動の成果として、11年10月から販売が急激に伸びている。現時点ではウチダエスコや富士テレコムなど、5社で形成されるパートナー体制は、「自社の営業部隊だけでは、『uniConnect』のニーズに対応することが難しい」(第二事業部の村田良成部長)と判断して構築したものだ。

 S&Iは、各種トレーニングやSEサポートによって、パートナー各社の得意分野のスキル向上を支援し、セールスプランの策定をサポートする。他ベンダーとの差異化要素の強化を目指し、S&Iによる情報提供や共同プロモーションといったかたちで、「パートナーの各社が、技術と営業の両面で“色を出す”ことができる」(マーケティング部長の増田隆一氏)ように後押ししていく。

 パートナー制度を設立することによって、100ユーザー未満の小規模企業への「uniConnect」の導入や、ユーザー企業の地方拠点での案件対応の実現を狙う。2012年は、パートナーの数を増やす方針だ。(ゼンフ ミシャ)
  • 1

関連記事

エス・アンド・アイ、スマートフォン内線化ソリューションのパートナー制度開始

<IBMパートナーが興すビジネスイノベーション>第1回 エス・アンド・アイ(S&I)

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>