日本コンピュータシステム販売店協会(JCSSA、大塚裕司会長)は、1月26日、恒例の「新春セミナー・賀詞交歓会」を東京都内のホテルで開催した。特別セミナーでは、パソコンやサーバーの主力ハードメーカー7社が、「2012年 わが社の製品・販売戦略」と題して2012年の取り組みを発表した。

 特別セミナーで登壇したのは、東芝の大角正明執行役上席常務デジタルプロダクツ&サービス社社長、レノボジャパンのロードリック・ラピン社長、NECの國尾武光執行役員常務、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の那須一則執行役員、富士通の齋藤邦彰執行役員パーソナルビジネス本部長、日立製作所の佐久間嘉一郎執行役常務情報・通信システム社プラットフォーム部門CEO、ソニーマーケティングの松原昭博執行役員の7人。各社とも、2012年の取り組みを販社にアピールした。

 今年は、PCやサーバーへの取り組みに加え、タブレット端末に言及した内容が多かった。東芝は、グローバルでタブレット端末のシェアを高めていくことを断言。ソニーマーケティングも、コンシューマ市場でのタブレット端末拡販への意欲を語った。

東芝の大角正明執行役上席常務(左)とソニーマーケティングの松原昭博執行役員

 クラウドベースでのユーザー企業のビジネス変革実現については、NECがクラウドコミュニケーターの「Life Touch」を軸に案件の獲得を表明。富士通は、ユビキタスプラットフォームを説明した。

NECの國尾武光執行役員常務(左)と富士通の齋藤邦彰執行役員

 環境対策については、日立がサーバーとストレージ、運用管理ツールを使った製品・サービスを説明し、とくに運用管理ツールが中堅・中小企業(SMB)に評価が高いことを訴えた。また、レノボ・ジャパンはブランドの向上とNECとの連携強化、日本HPはパソコンやサーバー、ストレージ、ネットワーク機器など、ハードウェアを重点製品と位置付けていることなどを訴えた。

日立の佐久間嘉一郎執行役常務(左)、レノボジャパンのロードリック・ラピン社長(中央)、日本HPの那須一則執行役員

 基調講演では、富士通次世代テクニカルコンピューティング開発本部の伊東広樹本部長代理が、「スーパーコンピュータ『京』誕生までの軌跡~世界一への挑戦~」と題し、スーパーコンピュータ「京」の世界一位獲得までの軌跡を語った。(佐相彰彦)