NEC(遠藤信博社長)は、高性能・高信頼性・高密度実装を実現した次世代基幹ネットワーク構築用のハイエンドマルチレイヤスイッチ「UNIVERGE IP8800/S3800シリーズ」の新製品「UNIVERGE IP8800/S3830-44X4QW」を発売した。

 「UNIVERGE IP8800シリーズ」で初めてアップリンク40ギガビットイーサネットポートを4ポート搭載するとともに、これまで同様10ギガビットイーサネットポートを44ポート搭載。データセンター(DC)で主に使用されている42Uラックに搭載した1Uの全サーバーの収容(10G使用)と、トラフィック増加で大容量化するラック間の通信(40G使用)に1台で対応し、効率的でシンプルなシステムが構築できる。

 40ギガビットのインターフェイスは、40GBASE-SR4のQSFP+モジュールに加えて、両端にQSFP+モジュールを搭載したダイレクトアタッチケーブル(40GBASE-CR4)をサポートしているので、ラック間などの短距離の接続を低価格で実現する。

 きょう体に搭載する電源とFANモジュールは、前面吸気・背面排気用と背面吸気・前面排気用の2種類を用意し、オプションで選択できる。ラックに同時搭載するサーバーの吸排気方向やDCの空調設計に柔軟に対応し、効率的に冷却できる。電源とFANモジュールは、機器の稼動を継続したまま交換、メンテナンスができるホットスワップに対応する。

 「IP8800/S3800シリーズ」は、12年度下期にソフトウェアのバージョンアップを行い、複数のスイッチを仮想的に1台とみなし、シンプルな冗長構成と簡易なNW設計・管理を実現するスタック機能をサポートする予定。

 税別価格は450万円から。出荷開始時期は8月を予定する。NECは、「UNIVERGE IP8800シリーズ」全体で、今後3年間で3万台の出荷を目指す。