ディー・ティー・ジャパン(石田泰樹代表)は、6月6日、安全性で評価が高い非硫酸バッテリのシリコンバッテリを搭載した蓄電池を開発したと発表した。10月に販売を開始する予定。

シリコンバッテリ搭載の蓄電池

 新開発の蓄電池は、災害時や計画停電時の非常用電源としてだけでなく、節電のために早朝や夜間など、需要の少ない時間帯に電力を蓄え、ピーク時間帯の昼間に蓄電池の電力を使用するピークシフト対策として利用することもできる。稼働時の発熱もわずかで、安全性にすぐれたシリコンバッテリを採用し、リチウムイオン2次電池搭載製品に比べて、大幅な低価格化を実現した。

 電池容量は432Wh、40型液晶テレビ(消費電力108Wh)で約4時間、デスクトップ型パソコン(消費電力120Wh)で約3.5時間使用でき、スマートフォンなら約30台分を充電することができる。

 また、高出力、長時間の使用に対応するために、直列/並列に増設することができる。蓄電池を3台直列に接続することによって、1000Whの電力が出力できる。この場合、リチウムイオン蓄電池の平均販売価格60万円(1000Wh)の4分の1の価格で同等の電源として使用できる。

 実勢価格は5万円前後。ディー・ティー・ジャパンでは、OEMで家庭や中小事業所などへの納入を進め、初年度1万台の販売を目指す。