アイティフォー(東川清社長)は、名古屋の老舗百貨店、丸栄から、サーバー統合パッケージ「巻き取り君」などを用いたIT基盤構築を受注し、11月に本格稼働を開始した。

 丸栄のIT基盤構築は、オフィスの統廃合に伴って、社内の業務システムを担うタワー型と大型のラック一体型サーバーなど8台をデータセンター(DC)へ移行するにあたり、コスト削減と保守・監視体制の強化と一元化を図るために、「巻き取り君」で3台の1Uサーバーにしたもの。

 これによって、もともとフルラック(42U)1本とハーフラック(21U)1本を占めていた機器類をハーフラック(21U)1本に削減したうえでDCに移設でき、ラック使用料を抑えた。さらに、引っ越し費用や電気使用量を大幅に削減している。

 丸栄は、アイティフォーの小売業向け基幹システム「RITS」のユーザーで、保守・監視をアイティフォーに委託し、その他の業務システムは自社で管理していた。今回の統合にあたって、アイティフォーは「RITS」を含めたすべての業務システム基盤の保守・監視を同社がまとめて行う一元管理を提案。3社コンペとなったなかで、この一元管理が採用の決め手になったという。