ピーエムシー・シエラ・ジャパン（PMCシエラ）は、PCIe Gen3（PCI Express 3.0）インターフェイスの帯域幅を最大限に活用する6Gb/秒 SAS/SATA RAIDアダプタ「Adaptec7 シリーズファミリ」を、10月に発売する。


　「Adaptec7 シリーズファミリ」は、「PCIe Gen3」のもつ帯域幅を最大限に利用することによって、幅広いエンタープライズやクラウドコンピューティングアプリケーションで最高のパフォーマンスを提供するRAIDアダプタ。シーケンシャルリード時で最大6.6GB/秒のスループットを実現した。また、16台の半導体ディスク（SSD）を直接接続することによって、4Kランダムリードブロックサイズで45万IOPS（秒あたり入出力処理）が提供でき、前世代RAIDアダプタの約10倍のパフォーマンスを実現する。

　さらに、24ポートRAIDオンチップと、高密度（HD）Mini-SASコネクタの採用によって、ロープロファイルMD2形状で最大16ポートまで、フルハイトハーフレングス形状で最大24ポートまで提供する。

　ラインアップは、「ASR-71605Q Single（内部16ポート）」（maxCache 3.0＋AFM-700)、「ASR-7805Q Single（内部8ポート）」（maxCache 3.0＋AFM-700）、「ASR-72405 Single（内部24ポート）」「ASR-71685 Single（内部16ポート）」「ASR-71605 Single（内部16ポート）」「ASR-7805 Single（内部8ポート）」「ASR-7805 Kit（内部8ポート、ケーブル付属）」「ASR-71605E Single（内部16ポート）」 (ミラーリング専用）、フラッシュバックアップモジュール「AFM-700 Kit」。

　さらに、既存のストレージを「Adaptec7 シリーズファミリ」に接続するために、幅広い種類の高密度（HD）mini-SASケーブルを提供する。