SAS Institute Japan(SAS、吉田仁志社長)は、ビジュアル・データ探索ソフトウェアの最新版「SAS Visual Analytics 6.1」の国内での提供を開始した。高度なアナリティクス機能を追加するとともに、BI(Business Intelligence)機能も拡充。対応ハードウェアも拡張し、中堅企業から大企業まで幅広いユーザーに対応する環境を整えた。

 小規模なデータからビッグデータまで、あらゆるサイズのデータを短時間で分析できるインメモリ・アナリティクス製品。データを探索してパターンや相関関係を特定し、その結果をグラフィカルに表示する。

 最新版は、時系列予測、重回帰分析などのアナリティクス機能を追加。さらに、複数のグラフの相互連携、ダイナミック・フィルタリング、新たな視覚化手法なども備える。また、企業の部門向けサーバーに用いられる規模のハードウェア・プラットフォームにも対応。部門やワークグループ単位での導入も可能になった。

 発表会で吉田社長は、2013年のビジネス戦略を発表。「顧客をBIからBA(Business Analytics)にシフトさせるために、『SAS Visual Analytics』を積極的に提案していく。約6か月間隔で新しいバージョンを発表する」とした。また、社内に100人規模のアナリティクス・コンサルタントを置くことや、データ・サイエンティスト育成を目的に学術機関と連携を強化することも明らかにした。(本多和幸)

2013年の事業戦略を発表した吉田社長