構築するシステム基盤は、「IBM Flex System p460コンピュート・ノード」1台、「IBM Flex System x240コンピュート・ノード」3台、ストレージ「IBM Storwize V7000」で構成する。基盤は、簡素な操作によって、ハードウェア、ネットワーク、ストレージを管理するソフトウェア「IBM Flex System Manager」によって一元管理する。
「Flex System p460」は仮想化技術「PowerVM」によって、また「Flex System x240」は仮想化ソフトウェア「VMware 5.0」によって、それぞれ仮想化統合され、管理ソフトウェア「IBM SmarterCloud Entry」の管理画面から、各業務を処理する仮想化環境を迅速・柔軟に構築できる。また「V7000」は、アクセス頻度に応じたストレージ階層間のデータ自動再配置に対応し、ストレージ資源の有効活用と利用者の利便性向上を図りながら高い性能を実現する。