年頭所感

【2013年 年頭所感】 JBCCホールディングス

2013/01/10 20:40

週刊BCN 2013年01月07日vol.1463掲載

次世代アプリ

山田隆司 社長
 クラウドやビッグデータ、スマートデバイスは、SIerにとって外せない要素になってきている。キーワードとして挙げた「次世代アプリ」とは、こうした要素の上で動くソフトウェアを指している。

 JBCCホールディングス(JBグループ)は、ERP(統合基幹業務システム)やBI(ビジネスインテリジェンス)、帳票といったプリンティング周りなど、さまざまな独自のソフトプロダクトを開発してきた。これが当社ならではの強みとなり、他社との差異化や収益力の向上に役立っている。次のフェーズでは、クラウドやスマートデバイスなど、新しいプラットフォーム上で動く次世代の独自アプリの開発が急務だ。

 当社は、他社に先駆けた製品としてビッグデータ対応製品「HDS drive」を開発した。これは、基幹業務システムで使われる「構造化データ」と、ビッグデータに代表される膨大なテキストや画像、動画などの「非構造化データ」を有機的に連携するハイブリッドデータスペースを提供するもので、2013年は、こうした将来の成長に貢献する分野での独自アプリ開発に力を入れたい。

 日本IBMのトップソリューションプロバイダである当社は、IBMが推し進める垂直統合型のPureSystemsアーキテクチャなどの拡販に取り組むとともに、中国やASEAN地域のグローバルITサポートのより一段の拡充にも取り組んでいくことで、ビジネスを伸ばす。
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外部リンク

JBCCホールディングス=http://www.jbcchd.co.jp/