マイクロストラテジー・ジャパン(シャンカー・ガナパシー シニアバイスプレジデントAsia Pacific&Japan)は、ソーシャル連動型モバイルeコマースソリューション「Alert」の本格提供を開始する。企業が抱える顧客データとFacebookから収集した顧客情報を統合して製品の購入履歴や興味・関心などを分析し、顧客を分類して最適な販促活動を行うことで、売り上げを高めることができるというツールだ。

セールス
エンジニアリング&
マーケティング
金翰新
ディレクター
 「Alert」では、顧客分析を行うBI(ビジネス・インテリジェンス)ツールと販促用のクーポン配信システム、Facebook上の顧客情報を収集するクーポンアプリを提供する。

 クーポンアプリを通して顧客がユーザー登録すると、自動的にFacebook上の情報を収集。この情報を「Alert」のユーザー企業が社内の情報システムにある顧客データと統合して、BIツールを用いて分析する。通常のCRM(顧客関係管理)やPOSデータの分析で得られる年齢や性別、製品の購入履歴などの情報だけでなく、Facebook上の顧客情報を活用して興味や関心、位置情報までを分析して顧客を分類し、それぞれの顧客に最適なクーポンを配信する。顧客は、手に入れたクーポンを単に利用するだけでなく、FacebookやSMSなどを通じて友人に転送できる。これによってユーザー企業は、新規顧客の獲得につなげる。

 セールスエンジニアリング&マーケティングの金翰新ディレクターは、「これまでは、BIツールとクーポン配信システム、アプリを別々のベンダーが提供していたので、ユーザー企業はシステムを統合する必要があり、時間とコストがかかっていた。『Alert』は、これらを一元的に提供するので、導入期間も数週間しかかからず、大幅にコストを削減する」とアピールする。(真鍋武)