データ復旧センター(藤井健太郎代表取締役)は、6月4日、グーグルのペナルティによって検索サイト上の順位がランク外になることを抑制し、仮に受けた場合でもいち早くサイト順位の向上を復旧するよう手助けするツール「RecoveryFast1.0β」を発売した。

 現在、企業や個人がウェブサイトをSEO対策や外部リンクなどによって意図的に順位を上げようとしたり、ふさわしくないサテライトサイト類を作成してリンクをサイトに受けるようにしたりするなど、検索順位を不正に上げようとした際、グーグルへの検索表示がされなくなる。

 ところが、悪意ある第三者からのリンクがサイトに複数貼られたりするなど、知らないところでウェブサイトの評価が悪くなっている場合がある。また、SEO事業者に検索順位向上を依頼した際、そのSEO事業者による対策がペナルティに相当していたというケースもある。ウェブサイトからの集客が多い企業にとっては、グーグルのペナルティを受けた場合、ある日突然、申込みや電話、注文が激減するなどのリスクが想定され、売り上げが激減する危険性がある。

 「RecoveryFast1.0β」は、自社サイトに貼られているグーグルから提供された複数のリンクを巡回してダウンロードし、毎日保存し続ける機能を搭載。提供されたリンク元が存在しているかどうかも自動チェックして、どのようなリンクだったのかを記録する。リンク相手に対して、どのような対応を行ったのかの履歴も残し、リンク相手やその運営元に対応してもらえない場合、グーグルのリンク否認ツールを使ったかどうかの記録簿も搭載している。

 利用料金は、1ドメインあたり月額2万円。また、定期的なウェブリンク元サイトのチェックや、悪質な外部リンクへの削除依頼・応対などのアウトソーシングサービスを個別見積もりで用意する。

 データ復旧センターは、6月4~30日をテスト運用期間に設定し、有料サービスの国内での提供を7月1日に、海外での提供を8月1日に予定している。ユーザー企業数については、第一弾として100社(実質トータル100ドメイン)で締め切る予定。(佐相彰彦)