シュナイダーエレクトリック(セルジュ・ゴールデンベルグ代表)は、6月10日、国内で大容量の太陽光発電を中心とする太陽光発電事業に本格参入すると発表した。

 シュナイダーは、欧州、北米、アジアの世界各地で、太陽光発電事業で高い信頼と多くの実績をもっている。エネルギーマネジメントのスペシャリストとして幅広い大容量の太陽光発電に対応し、太陽光発電にかかわるエンジニアリング、プロジェクト設計、多種多彩なサプライチェーン、パワーコンバータ、昇圧変圧器、配電盤やモニタリングシステムなどの設備や機器の製造など、すべての分野で高い技術力で大容量・高効率の太陽光発電事業を支援している。

 国内での太陽光発電事業の参入にあたって、グローバルで培った高い技術力を生かし、日本の法規や風土に適合させた昇圧変電所のソリューションを提供していく。なかでもMW規模の大容量太陽光発電事業を対象に、パワーコンバータ、昇圧変圧器、配電盤などをパッケージ化した昇圧変電所を国内で製造して販売する。

 シュナイダーの昇圧変電所は、強固なコンテナ型外装箱を活用したコンパクトな設計で、発電プロジェクト全体を低コスト化・簡素化。標準通常のトラック配送に対応するほか、現場設置工事についても簡素工事で済み、工事にかかる期間と費用を従来よりも大幅に削減する。

 昇圧変電所内の主要機器はシュナイダーエレクトリック製の高信頼機器で構成し、保守実施による20年の期待寿命や出力の最大化、放熱・冷却への対応、ダウンタイムの最小化を実現。とくにパワーコンバータ「XCシリーズ」については、過酷な各種環境試験をクリアしている。さらに、あらゆるニーズに対応するモニタリングシステム、接続箱などもラインアップに加え、サポート体制が充実する。

コンテナ型外装箱を活用した昇圧変電所(イメージ)