日立製作所(中西宏明社長)は、7月11日、ミッドレンジクラスのユニファイドストレージ「Hitachi Unified Storage VM(HUS VM)」向けに、高速でデータを処理する独自のフラッシュモジュール「Hitachi Accelerated Flash(HAF)」の販売をグローバルで開始した。同時に、ストレージデバイスとして「HAF」を搭載するオールフラッシュモデル「Hitachi Unified Storage VM all flash(HUS VM all flash)」も発売した。

「Hitachi Accelerated Flash」(左)と「Hitachi Unified Storage VM all flash」

 「HAF」は、日立独自のフラッシュメモリコントローラを搭載し、一般的なフラッシュ媒体の2倍にあたる1.6TBの大容量を実現。容量あたりの導入コストを大幅に削減する。さらに、「HUS VM」では最大96台の「HAF」を搭載でき、153.6TBまでの拡張に対応する。

 「HUS VM all flash」は、「HAF」5台と「Flash acceleration」を標準搭載。従来機種の約2倍のデータ読込み速度で、安定して高い処理性能を実現する。「HAF」5台を搭載したオールフラッシュ構成を基本に、取り扱うデータの種類や容量などに応じて、「HAF」の追加搭載やバックアップデータ向けにHDDを混在させるなど、最適なストレージデバイスの構成で提供できる。容量あたりの導入コストにすぐれた「HAF」の搭載などによって、一般的なフラッシュ媒体を利用する場合と比較して導入コストを約30%削減する。

 ストレージデバイス仮想化機能「Hitachi Universal Volume Manager」、ボリューム容量仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning」など、最新の仮想化機能を標準搭載し、導入や運用管理にかかるコストを削減。このほか、「HAF」がもつ定期データチェック機能とデータ回復機能に加えて、両機能で回復できないデータがあった場合にも、ストレージコントローラがデータチェック結果からデータ回復を実施し、高い信頼性を実現する。

 価格は、「HAF」が454万200円から、「HUS VM all flash」が3976万3500円から。