セキュリティ事業を手がけるエフセキュア(アリエン・ヴァン・ブロックランド カントリーマネージャー)は、クラウドサービス事業者に、安全なクラウド環境の構築を可能にするフレームワークを提供することに力を注ぐ。

ミッコ・ヒッポネン
CRO
 同社は、米国家安全保障局(NSA)が通信事業者やIT企業のシステムにアクセスし、通話記録などのユーザー情報を収集している「PRISM」問題を受け、世界各国で、情報を自国内のクラウドに置く需要が増えるとみている。本社で研究活動を統括するミッコ・ヒッポネンCRO(チーフ・リサーチ・オフィサー)は、「政府によるサイバー攻撃が新たな脅威になっている」と警鐘を鳴らして、イギリスなどでクラウドサービス事業者からフレームワークの注文を受けているという。

 「日本ではまだ案件が動いていないが、今後、販売パートナーとともに安全なクラウドの需要に応えたい」(ヒッポネンCRO)としている。(ゼンフ ミシャ)