みずほ情報総研(西澤順一社長)は、10月24日、きたぎんリース・システム(KLS、金澤陽一社長)に、KLSとKLSの集金代行サービスを利用する委託者との間の請求依頼と、処理結果の受け渡しをインターネット経由で行うASPサービス「収納代行Web受付サービス」を提供したと発表した。KLSは、委託者とデータを受け渡しする「きたぎんe-MCサービス」として、10月にサービスを開始している。

 KLSは、新聞販売店や個人経営塾など、月間取扱件数が50~1000件の比較的小規模な委託者が多いことから、これまでファックスやフロッピーディスクなどを用いてデータを受け渡していた。しかし、多くの委託者からの情報をそれぞれ受け取るために、その後の事務処理負担が大きく、また、搬送の遅延などのリスクが懸念されることから、新たなデータ受け渡し方法を検討していた。

 みずほ情報総研は、KLS向けにインターネット経由での請求依頼と処理結果のデータ受け渡しを実現する「収納代行Web受付サービス」を構築し、ASPサービスとして提供。KLSはシステムを保有せずに済み、ハードウェアやミドルウェアなどシステム稼動環境の管理が不要になった。

 KLSの集金代行サービスを利用する委託者は、特定のIDとパスワードで専用ウェブサイトにログインし、請求に必要な情報を入力するだけで、KLSへデータを送信できる。依頼件数が多い委託者の場合は、データのアップロードによる処理もできる。また、請求結果や入金・請求データの履歴をウェブサイト上で照会できるほか、データの一括ダウンロードも行うことができる。このほか、繰り返し実施する請求処理については、顧客マスターを登録しておくことで、毎月の請求が内容確認と確定処理だけで終了するなど、委託者の利便性を大幅に向上した。

 KLSでも、委託者の操作履歴や送受信履歴の照会などの集中管理ができるようになる。同一のフォーマットでデータを受領することによって、その後の事務処理が軽減され、業務効率が向上する。また、ファックスなど紙媒体を用いずに受け付けを行うことで、転記の際の誤りなども防止できる。