応研(原田明治社長)は、10月25日、中堅・大企業向けERP「大臣エンタープライズ」のパートナー向け発表会を都内で開催した。7月の発売以降、全国でイベントを展開しており、東京での開催は8月に続いて2回目。

 「大臣エンタープライズ」は、これまで主にSMB向けに基幹業務システム「大臣NXシリーズ」や「大臣ERP」を展開してきた応研が、初めて中堅・大企業向けにアプローチした製品。年商50億円以上の企業をユーザーとして想定する。カスタマイズが必要な部分だけを開発して、差込み・差替えができるプラグイン構造の採用などによって、従来はスクラッチ開発が必要だったユーザーごとの複雑な業務プロセスへの対応が容易になり、開発工数を削減できるのが大きな特徴だ。

 今回、発表したのは、「大臣エンタープライズ」エンタープライズエディションの会計と販売管理モジュールで、「全製品ロードマップの4割程度」(岸川剛取締役営業部長)。販売パートナーは、「コンサルティングパートナー」「リセラーパートナー」「ソリューションパートナー」の3種類に分類する。元請けで扱うには「コンサルティングパートナー」になる必要があり、応研のインストラクター資格を取得した人員を揃えなければならない。

 岸川取締役営業部長は、「『大臣エンタープライズ』は、応研が20数年間培ってきたノウハウを、パートナーの皆さんにツールとして提供するというコンセプトで開発した」と話し、SIerのビジネス拡大につながる商材であることをアピールした。

岸川剛取締役営業部長