ジェーエムエーシステムズ(JMAS、丸尾健司社長)と丸紅アクセスソリューションズ(齊藤秀久社長)は、11月19日、両社が提携して丸紅アクセスソリューションズのクラウド型スマートデバイス・マネジメントシステム(MDMサービス)「VECTANTセキュアデバイスマネージメント(VECTANT SDM)」のオプションサービスとして、セキュアブラウザ「VECTANTセキュアデバイスマネージメント KAITO for SDM(KAITO for SDM)」を、12月上旬から提供すると発表した。

 「VECTANT SDM」は、コンテンツ(データファイル)配信機能やVPN機能を備え、スマートデバイスを業務活用するためのMDMとして、さまざまなニーズに対応してきた。今回、JMASの提供する高機能セキュリティブラウザ「KAITO」との連携によって、これまで以上に強固なセキュリティ対策を実現した。

 「KAITO」は、クライアント証明書のサポート、URLフィルタリング機能、高度なセキュリティ機能(通信履歴/キャッシュ/クリップボード/JavaScriptなどの抑止機能)を備え、大手金融機関をはじめとする多くの企業での導入実績をもっている。今回、「KAITO」のフル機能を「VECTANT SDM」上で利用できる「KAITO for SDM Secure」と、証明書機能・プロキシ設定に特化した「KAITO for SDM Standard Plus」の2製品を用意し、セキュリティ対策へのハイレベルなニーズに対応する。

 「VECTANT SDM」の配布機能を利用して、簡単で安全に「KAITO for SDM」へクライアント証明書を一括配布することができる。スマートデバイス管理者は、「KAITO for SDM」へのクライアント証明書設定を利用して、社内システム(サーバー)へのアクセスを特定の端末だけに許可することができる。

 また、プロキシサーバー情報を「VECTANT SDM 管理コンソール」で「KAITO for SDM」に一括設定することもできる。社内ネットワーク内にプロキシサーバーを設置している場合、スマートデバイスからのウェブ閲覧をプロキシサーバー経由で行うよう制御することができる。社内システムはVPNネットワーク上でのアクセス、インターネット上のウェブ閲覧はプロキシサーバーを経由するといった運用を、スマートデバイス端末にも行うことで、管理者の意図しない外部サイトの閲覧を防止できる。

 税別価格は、「KAITO for SDM Secure」が月額500円/年額5500円、「KAITO for SDM Standard Plus」が月額200円/年額2200円、「KAITO for SDM Secure with フィルタリング」が月額610円/年額6710円、「KAITO for SDM Standard Plus with フィルタリング」が月額310円/年額3410円。両社は、発売後1年間で1万アカウントの販売を目標としている。