Talend(有延敬三社長)は、統合基盤ソフトウェアの最新版「Talend 5.4」をオープンソースソフトウェアとして提供を開始した。商用製品は、年内の発売を予定している。

 「Talend」は、データ統合、アプリケーション統合、ビジネスプロセスの統合によって、企業内のあらゆる情報資産を効率的に活用するソフト。最新版は、Apache Hadoopの最新フレームワークとして注目されているYARNをいちはやくサポートし、より強力なビッグデータインテグレーション製品となった。Hadoop内でETL(データ抽出・変換)やデータクレンジングを実行するので、YARNが提供するリソース管理機能とHadoopの分散処理環境のメリットである柔軟性と拡張性を最大限に生かすことができる。

 開発ツールである「Talend Studio」も機能を拡張。MapReduceジョブの実行パフォーマンスを本番環境で稼働させる前に、GUIを使って事前に最適化することができるようになった。さらに、HadoopのセキュリティフレームワークであるKerberos認証もサポートしている。

 オープンソースソフトウェア製品は無償で、Talendのウェブサイトからダウンロードできる。商用製品は、Talendと国内13社のSI・販売パートナーから年内に発売する予定で、価格は190万円から。1年間単位のサブスクリプションライセンスで、保守料金を含む。