Talend(有延敬三社長)は、オープンソースソフトウェアとして提供している統合基盤ソフトウェア「Talend Open Studio」シリーズをApacheライセンスに移行すると発表した。

 Talendは、これまでオープンソースソフトウェアの価値を重視して製品を開発してきた。今回、Apacheライセンスに移行することで、ソフトウェアベンダーなどは、「Talend Open Studio」シリーズを自社製品に組み込むなど、Talend技術を利用して、容易に付加価値の高いソリューションを提供できるようになる。Talendは、これによって、Talend技術が広範に利用されると見込んでいる。

 現在、オープンソースで提供している「Talend Open Studio」シリーズは、「Talend Open Studio for Big Data」(ビックデータのロード、抽出、変換、処理)、「Talend Open Studio for Data Integration」(さまざまなシステム上のデータの変換、連携処理)、「Talend Open Studio for Data Quality」(データ品質を高めるためのクレンジング処理)、「Talend Open Studio for ESB」(信頼性と拡張性の高いエンタープライズ・サービス・バス(ESB)」、「Talend Open Studio for MDM」(マスターデータ管理)の5製品。

 このうち、Apache Hadoopに対応した「Talend Open Studio for Big Data」は、2012年の発表当初からApacheライセンスの下で提供してきた。また、「Talend Open Studio for Data Integration」「Talend Open Studio for Data Quality」「Talend Open Studio for ESB」は、ライセンス移行の最初のステップとして、従来のGPLライセンスからLGPLライセンスに移行しており、年内にApacheライセンスに移行する予定。