ジェイズ・コミュニケーション(ジェイズ、愛須康之代表取締役)は、印Cyberoam(サイバーローム、ヘマル・パテルCEO)のUTMアプライアンスの国内販売を開始する。Cyberoam製品を、VAD(付加価値ディストリビュータ)としてシステムインテグレータ(SIer)などに提供し、中堅・中小企業(SMB)市場の開拓を狙う。

 UTM(Unified Threat Management)は、ファイアウォールやアンチウイルス、ウェブフィルタリングなど、複数のセキュリティ機能を統合し、機器1台で提供するもの。ジェイズは、グローバルのUTM市場で存在感を発揮しているCyberoamと、2013年12月に代理店契約を締結した。これまでOEMのかたちで日本でのビジネスを展開してきたCyberoamにとっては、日本市場への本格進出となる。今後、低価格や柔軟なポリシー設定ができるなど、機能面での優位性を訴求し、2次販売店の獲得に動く。

 Cyberoamシニアバイスプレジデントのハリシュ・チブ氏は、2月17日、東京・中央区のジェイズ本社で会見を開き、SMBをはじめとする日本市場の開拓に力を入れる姿勢をアピールした。さらに、「本田技研工業やトヨタ自動車の海外拠点に導入実績をもっており、近々、彼らの日本本社にも製品を入れたい」として、大手企業もターゲットに据える方針を語った。(ゼンフ ミシャ)

Cyberoamシニアバイスプレジデントのハリシュ・チブ氏