アシスト(大塚辰男社長)は、3月19日、サイボウズ(青野慶久社長)の業務アプリケーション構築クラウド「kintone」と、クリックテック・ジャパンの連想型インメモリ分析プラットフォーム「QlikView」を連携させたソリューション「kintone Connector for QlikView」を開発し、店舗経営システムとして、ジェイアイエヌ(JINS、田中仁社長)に採用されたと発表した。

 「QlikView」は、大量データを簡単な操作で自由に分析できるインメモリBIツール。今回の事例では、「QlikView」にあるPOSなどの大量データと、現場情報をデータベース化した「kintone」を連携させることによって、各店舗のデータをより緻密にし、店舗経営での正確な意思決定を支援する。

 JINSは、2011年12月から、店舗の売上分析やECサイトの分析に「QlikView」を利用。店舗を統括するスーパーバイザーが、店舗や外出先からモバイル端末で商品の売上推移・購買客層をアドホックに分析したり、商品企画部門がPOSの売上データをドリルダウンして分析結果を商品発注に反映したりなど、アクションにつながるBIプラットフォームとして経営に活用している。

 データ分析を経営に生かす環境が成熟したJINSでは、店舗・本部の協働体制強化のために、システムを活用した業務改革をさらに推進することになり、そのための次の取り組みとして、従来は規格化されず、利用されていなかった日々の業務トランザクションデータの徹底活用を目指した。

 そして、現場の情報を収集する仕組みとして「kintone」を採用し、「kintone」に蓄積したクラウド上のデータを「kintone Connector for QlikView」で「QlikView」に取り込み、オンプレミスのデータと連携して分析を行う。JINSは、3月に「kintone Connector for QlikView」を導入し、「kintone」と「QlikView」の開発生産性の高さを生かして約1週間でシステムを構築し、4月に本稼働を迎える予定。