日立ソリューションズ(佐久間嘉一郎社長)は、4月24日、冷凍パンの製造・販売・輸入を行うヒーシュタントジャパン(オリバー・リーフ代表取締役)の既存顧客や潜在顧客、卸売会社を管理する顧客情報システムを、Microsoft Dynamics CRM Onlineで構築したと発表した。全国の営業担当者が利用するもので、2013年8月に稼働を開始した。

 ヒーシュタントジャパンは、これまで基幹システムとして利用するマイクロソフトのERP製品、Microsoft Dynamics NAVで顧客の基本情報を管理してきた。営業情報については、営業担当者がExcelで営業日報に作成し、チームリーダーに提出していた。営業日報の管理はチームリーダーに任され、会社全体で営業情報が共有されていないことや、顧客情報と営業情報が連携していないことで顧客ごとの営業情報が把握できないなどの課題が顕在化していた。

 ヒーシュタントジャパンは、基幹システムと連携するMicrosoft Dynamics CRM Onlineをもとに顧客情報管理システムの構築を決定。構築パートナーとして、世界で300件を超えるMicrosoft Dynamics CRMの実績をもち、導入教育や保守・運用までサポートする日立ソリューションズを選択した。

 新システムでは、営業担当者が活動内容をリアルタイムに入力するので、会社全体で訪問記録や交渉経緯、顧客からの問い合わせ対応、コールセンター対応、競合商品などの営業情報を把握できるようになった。また、顧客別の売上レポートを出力したり、全国の営業担当者に一斉に指示を出す「タスク」を配信したりできるようになった。とくに、国内のさまざまな地域に展開している顧客の全店舗に対して、そのエリアの担当営業とタイムリーに連携し、効果的にサービスやキャンペーンの案内ができるようになった。