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PCI 無線通信機器の新商品開発に本腰 新社長の方針で重点分野に
2014/05/15 18:45
週刊BCN 2014年05月05日vol.1529掲載
社長
中林社長は、方針転換の成果として、コンシューマ向けでは無線LAN中継機の「忠継大王」、ネットワークカメラ「カメラ一発!」の商品化を挙げる。「商品化するうえで重要視しているのが、『簡単・楽しい・便利』。従来の製品以上にこの三つのキーワードを大切にしている。販売は順調で手応えを感じている」(中林社長)。これまでのPCI製品にないようなユニークな商品名はこのコンセプトの一環だという。
一方、法人向け製品は、これから商品化する予定だ。「M2Mソリューションを構築するためのネットワーク機器の需要は高いが、少ない消費電力でコンパクトなネットワーク機器が自社・他社製品を問わず現時点ではまだない。およそ2年前から研究開発を進めている」という。法人向けでは「IoT(Internet of Things)」をテーマにした製品開発に力を入れる」と、中林社長は意気込みを示している。(木村剛士)
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