大手ネットワーク機器メーカーである米シスコ(ジョン・チェンバーズCEO)が実施したIPトラフィックについての調査によると、機器同士で情報を通信するM2M(マシン・トゥ・マシン)の日本での接続数は、2017年には12年の5倍に拡大する。日本法人のシスコシステムズが6月7日に発表した。

 日本では、ネットワークを介して情報をリアルタイムで交換して自動的にアクションを起こすM2M技術の活用事例が増えている。NTTデータなどの大手ITベンダーは、道路や橋にセンサを設置して交通の流れを把握し、渋滞を防ぐほか、物流の改善やエネルギー供給の効率化を図るソリューションの提案活動に力を入れている。

 シスコは、デバイス種類別のネットワーク接続数(日本)では「M2Mが占める比率は、12年の27.5%から17年には43%に拡大する」(グローバルテクノロジー政策担当のロバート・ペッパー バイスプレジデント)とみている。日本をM2M活用の先進国と位置づけ、関連ソリューションの展開に取り組む。(ゼンフ ミシャ)

グローバルテクノロジー政策担当のロバート・ペッパー バイスプレジデント