京葉銀行(小島信夫頭取)と日立システムズ(高橋直也社長)は、5月15日、海外へ進出する日本企業向けの支援サービスで3月31日に業務提携契約を締結したと発表した。日立システムズと銀行との海外進出支援サービスでの業務提携は全国で初めて。

 京葉銀行は、日本貿易振興機構(JETRO)や日本貿易保険(NEXI)、国際協力銀行(JBIC)などとの提携・連携によって、海外進出企業へ情報提供、保険業務、海外金融機関紹介など、さまざまなソリューションを提供できる体制を整備している。今回、ITサービスを提供している日立システムズと業務提携することで、ラインアップをさらに充実する。

 日立グループの情報・通信システム事業の中核企業である日立システムズは、あらゆる業種の顧客に多様なITサービスを提供。グローバル事業を注力分野の一つと位置づけて、中国・東南アジア地域を中心に、顧客の海外進出や海外事業拡大に伴うさまざまな経営課題をワンストップで支援するサービスを提供している。京葉銀行との業務提携によって、グローバル事業のさらなる拡大を図る。

 京葉銀行と日立システムズが提携することで、限られた人的資源で海外進出を進める中小企業に向けて、デスクトップPCやネットワークプリンタなどの機器設置だけにとどまらず、日本本社とのデータ連携を実現するなど、ハードウェア・ソフトウェア両面で充実したサポートを提供できるようになる。京葉銀行の取引先でも海外に進出する企業は年々増えており、実際に、システム面の強化を検討する企業を日立システムズへ紹介するなど、今後、海外進出支援サービスの利用増加を期待する。