SCSK(中井戸信英会長兼CEO)とNEC(遠藤信博社長)は、5月19日、SCSKが開発したERP(統合基幹業務システム)パッケージ「ProActive E2」をNECの垂直統合製品「Application Platform for Partners(APP)」にプリインストールし、にシステム統合モデルとしてアプライアンス提供を開始した。SCSKは、これを機にNECのAPPのパートナープログラムに参画する。

 「ProActive」シリーズは、会計、販売管理、資産管理、生産管理、人事・給与・人材マネジメントまで、基幹業務全般をカバー。発売から20年間で4900社、210グループで導入されている。NECは、IAサーバー上にアプリケーション環境を構築した数多くの実績をもつ。この両社の特徴を生かし、「ProActive」シリーズと「APP」を組み合わせてアプライアンス提供することで、システムの早期構築を実現する。

 NECの「APP」上に、「ProActive」シリーズの最新版「ProActive E2」を、顧客からの受注後にインストール済みの状態でBTO出荷する。これによって、セットアップ作業を必要最小限に抑えることができ、従来の「ProActive E2」のシステム構築で3日を要していた構築作業時間を3時間へと大幅な短縮を実現した。また、事前評価済みで都度検証の必要がないことから、常に安定した品質での稼働環境を提供する。

 今後、SCSKとNECは、3年間で300社への販売を目指し、共同でマーケティング活動と営業活動を行う。SCSKは、システム統合モデルをビジネスパートナーにも展開して拡販に取り組み、NECはハードウェア面の環境構築をさらに効率化する。