ネットワールド(森田晶一社長)は、6月5日、セガネットワークス(里見治紀社長CEO)のゲームサービス基盤の環境改善プロジェクトに対して、VMware環境のストレージI/O性能を向上する米パーニックスデータ製のストレージ高速化プラットフォーム「PernixData FVP」を提供したと発表した。

「PernixData FVP」の構成

 セガネットワークスは、VMwareによる仮想化でシステムの最適化を図っている。ゲームサービス基盤用のシステム群のなかで、プレーヤー情報などを管理するデータベース(DB)システムは負荷が高く、仮想化環境ではストレージのI/O性能がボトルネックになるので、ハイスペックの物理環境で動かしていた。

 「PernixData FVP」は、仮想環境を構成する複数の物理サーバーに搭載したフラッシュデバイスをクラスター化してキャッシュプール化することで、I/O性能のボトルネックを解消できる。物理環境で稼働していたDBシステムを仮想化環境へ移行できるようにして、物理サーバー台数を5分の1に削減できる見込みだ。

 ネットワールドとセガネットワークスが行った性能検証では、「PernixData FVP」はこれまでの約1.5倍の性能を発揮し、高負荷システムにも十分対応できることがわかった。また、今後サービスを拡充する際にも、フラッシュデバイス搭載サーバーを追加するだけで、システムの性能をシームレスにスケールアウトできる環境を整えている。

 改善プロジェクトでは、開発元のパーニックスデータとの密接な協力体制も含めて、ネットワールドのサービス・サポートが高く評価された。