ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン(ウォッチガード、根岸正人社長)と京セラドキュメントソリューションズジャパン(京セラドキュメント、古賀真社長)は、ウォッチガードのUTM(統合脅威管理)アプライアンス「WatchGuard Firebox T10」を京セラ製の複合機に装備したパッケージ製品の販売を6月下旬に開始する。SOHOやスモールオフィスなどを対象に、UTMの新規顧客を開拓していく方針だ。

 京セラドキュメントが複合機に収納できるホルダーを開発して、パッケージで販売する。ウォッチガードの堀江徹・マーケティングマネージャは、「国内では、SOHOや小企業がUTMを導入しているケースが少ない。SOHOや小企業が必ずといっていいほど導入している複合機と組み合わせることが、需要を掘り起こすポイントになると判断した」という。

 京セラドキュメントの原康二・事業戦略本部マーケティング部副部長は、「ネットワークにつながっているにもかかわらずHDDが丸見えになっているという問題がある。『複合機のセキュリティ問題』を解決するパッケージと位置づけて拡販する」としている。これまでもウォッチガードの販社としてUTMを販売していた同社は、「今回のパッケージによって、ウォッチガード製品の販売が従来比で2倍に膨れ上がる」(京セラドキュメントの原副部長)と試算している。(佐相彰彦)