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子どもネット研、第六期の調査・研究活動を開始

2014/07/14 18:49

 子どもたちのインターネット利用について考える研究会(子どもネット研)は、7月11日に第六期調査・研究活動を開始した。今期のテーマは「オンラインコミュニケーション能力のモデル化」と定め、子どもたちのオンラインコミュニケーション能力の実態把握と各種インターネットサービスを利用するためにはどのような能力が求められるのか検討を進め、事業者や保護者向けの提言を、2015年3月に報告書として公開する計画。

 子どもネット研は、子どもたちのインターネット利用をより豊かで安心なものにするために、諸課題を調査・研究し、保護者や行政・業界関係者向けに整理された情報を提供するために08年4月に設立した任意団体。第二期には、子どもたちがインターネット利用を始める際の望ましい手順や身につけるべき能力をまとめた「段階的利用モデル」を発表し、安全な利用の前提となる子どもたちの段階的なネットデビューのあり方を具体的に提案してきた。

 今回、第六期テーマを「オンラインコミュニケーション能力のモデル化」と定め、オンラインコミュニケーションで求められる能力を洗い出し、各種サービスを利用するために必要な能力や子どもたちが身につけたインターネット利用リテラシーなどを組み合わせ、各々の成長段階に合わせた具体的な「解禁」の目安となる判断基準などを整理し、保護者向けにモデルとして提供していく。

 前期に引き続き、「教育啓発の評価指標モデル」と「地域密着型教育啓発事業」についても継続して調査・研究を実施する。
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外部リンク

子どもたちのインターネット利用について考える研究会=http://www.child-safenet.jp/