【済南発】富士ソフト(坂下智保社長)は、7月18日、山東省済南市に設立した中国現地法人、富士軟件科技(山東)(富士ソフト中国、野澤仁太郎董事長)の開所式を開催した。

 富士ソフト中国は、富士ソフトの100%出資の中国現地法人として、今年6月1日に営業を開始。対日オフショア開発のほか、日系製造業を中心とした組み込みソフト開発などを手がけていく。本拠地は山東省済南市の斉魯ソフトウェアパークに置き、現在は150人の体制。入居スペースには、最大で約400人を収容することができる。

富士ソフト中国の本拠地、斉魯ソフトウェアパーク。周辺には、総面積100万m2のソフトウェア・アウトソーシング研究開発基地と関連施設が建設中だ

 式に先立って、富士ソフトの坂下社長は、斉魯ソフトウェアパークを管轄する済南高新区の馬玉星党工委書記と会談。「今はまだ150人の体制だが、今回、すばらしいフロアスペースをご提供いただいたので、まずはこのフロアを埋め尽くして、早い段階で1000人規模にしたい」と抱負を語った。

会談する富士ソフトの坂下智保社長(左)と済南高新区の馬玉星党工委書記

 開所式には、済南高新区や斉魯ソフトウェアパーク、富士ソフトのパートナー企業担当者ら約100人が出席。冒頭、野澤董事長は、「現地法人を設立する前から、済南市にオフショア開発センターを設置してビジネスを推進してきた。富士ソフト中国を設立できたのは、済南市政府、高新区、斉魯ソフトウェアパーク、パートナー企業の支援があったからこそ。今後も着実にビジネスを拡大していきたい」と挨拶した。

富士軟件科技(山東)の野澤仁太郎董事長

 富士ソフト中国は、現在、済南市に本拠地、杭州に分公司を抱える2拠点体制だが、近いうちに営業拠点として北京市に分公司を設立する予定。(上海支局 真鍋武)