マジックソフトウェア・ジャパン(マジックソフト、佐藤敏雄社長)は、ユーザー企業によるスマートフォンやタブレット端末などスマートデバイスの業務利用が活発になるよう、モバイル・アプリケーション「おしえてスマホ」のソースコードを開発者向けに提供している。提供を開始した6月24日の時点で、20社程度から問い合わせがあり、「年内に100社のパートナーを獲得することができる」と、川下恭二取締役副社長は自信をみせる。

川下恭二
取締役副社長
 「おしえてスマホ」は、企業が導入している販売管理システムのデータをスマートフォンやタブレット端末から閲覧できるというもの。販売管理システムから受注・顧客・商品などのデータをCSVファイルで出力し、「おしえてスマホ」に取り込む。既存システムを変更せずに短期間で構築できることが売りだ。

 「スマートデバイスを導入したけれど、どのように業務で活用すべきかわからない」と、頭を悩ませているユーザー企業が少なくない。その一方で、ITベンダーのなかではコストや手間のかかるスマートデバイス向けアプリケーションの開発に着手できないという課題が浮上している。この「おしえてスマホ」を開発会社が自社のサービスとして提供できるよう、マジックソフトではソースコードを公開。川下副社長は、「販売パートナーによる自社パッケージでの提供が、スマートデバイスの業務利用を増やすことにつながると判断した」としている。

 パートナーについては、既存の販社が中心となるが、「新しくパートナーシップを組むケースも出てくる」としている。(佐相彰彦)