以前のオフィスは、天満橋駅が最寄り駅だったが、大阪支店は西日本地区のベース拠点としての役割を担うことから、その機能を強化するために、JR大阪駅・私鉄梅田駅の駅前で利便性の高いグランフロント大阪に決めた。PCAの玉井史郎取締役は、「グランフロント大阪は駅から徒歩2分で、西日本地区でも近畿圏を主要テリトリとする当社にとって最高の場所」と新オフィスのメリットを語る。
新しいオフィスは、多目的ルームや大会議室などを完備。以前のオフィスでも、パートナーと合同でセミナーを開催したり、顧客向けの製品説明会などを実施したりしてきたが、グランフロント大阪になったことで参加者が増えることを期待している。セミナールームは、東京本社と同じ「体験型セミナー」や製品定着率を上げる「使いこなしセミナー」と呼ぶハンズオン講座を多く開催できるようになった。
今後の展開について、玉井取締役は、「まずはこの好立地と充実した施設を生かして、製品の認定制度の有資格者を増やし、利益を上げるための仕組みづくりを推進する」という。それを担う人材として、女性のインストラクター3人を新たに配置した。「東京本社よりも、お客様へのおもてなしができる」(玉井取締役)ことを目標に、さらに充実を図る。
新オフィスの受付の前に立つ玉井史郎取締役営業本部副本部長兼西日本営業部部長
事務所はフリーアクセス。奥には立ち会議用の会議室を用意した
セミナールームを完備。このほかに大会議室もある