日立ソリューションズ西日本(秋山和三社長)は、6月11日、SaaSで提供している「Hi-PerBT モバイル給与」の出荷ID数が、5月末に100万ユーザーを突破したと発表した。

 Hi-PerBT モバイル給与は、既設給与システムから出力された明細データをもとに、スマートフォンやパソコンをもつ従業員への明細配信を可能にするシステム。04年の発売以来、順調に販売数を伸ばし、富士キメラ総研の2月の調査「月刊BT(2015年2月・87号)」では、累計ID数(32.3%)が1位となっている。

 Hi-PerBT モバイル給与の主な特徴は、利用者がメールやWebなどの9通りの給与明細の受け取り方法を選択できる利便性と、今までの電子給与明細システムでは適用できなかったパート、アルバイト従業員にも適用できる柔軟性。これにより、給与担当者や管理者の給与明細の印刷から仕分け、配送などの作業負担を軽減するとともに、効果的なコスト削減を図ることができる。

 富士キメラ総研の調査によると、給与明細電子化システムの対象市場については、日本国内の雇用者数約5600万人のうち約6%の給与明細が電子化されていると推計され、17年には約9%まで拡大すると予測している。とくに、従業員数1000名以上の大規模企業では伸長が著しく、給与明細電子化のメリットを享受しているという。今後も、紙文化の意識は根強くあるものの、企業の業務効率化やコスト削減という課題意識は潜在的に高いため、給与明細電子化システムに関する需要の拡大、市場の高い成長が見込まれている。

 「Hi-PerBT モバイル給与」(クラウド版)の税別価格は、30円/人月から。