ホットリンク(内山幸樹社長兼CEO)は、中国のソーシャル・ビッグデータの活用事業を強化するため、普千(上海)商務諮詢有限公司(普千、宮田将士総経理)と資本提携契約を締結した。契約に基づき、ホットリンクは、7月末までに普千の発行済株式数19.9%を取得する。

 ホットリンクは、ソーシャル・ビッグデータのモニタリングや分析サービスをクラウド上で提供しているIT企業。中国のミニブログサービス「新浪微博(Weibo)」のデータを中国以外のAPAC地域で販売するライセンスを有している。最近では、急増している訪日中国人観光客によるインバウンド消費の動向について、中国人のクチコミや書き込みを分析して定期配信するレポートサービス「図解 中国トレンド Express」の販売も開始している。

 普千は、日系企業が中国で展開するブランド/商品の広告や、掲載記事、クチコミ情報をデータベース化して、統合的モニタリング業務やデータ分析サービスなどを提供している。ホットリンクと普千は、昨年7月に中国ソーシャルメディアの分析サービスの開発・普及に向けて業務提携しており、今回の協業強化によって、中国ソーシャル・ビッグデータ活用を軸とする新サービス開発の早期実現や、日本企業がインバウンド消費の需要を効果的に取り込むための周辺サービスの拡充を図る。

 なお、資本提携によって、ホットリンクは普千の発行済株式を将来100%取得する権利を有した。普千の発行済株式19.9%を取得後した後は、協業の進捗に応じて2018年3月末までに100%を取得する予定。