米アクロニスは9月28日、量子暗号ソリューションの世界的トップ企業である米ID Quantiqueと、高度な暗号解読の手法や量子コンピュータの出現による脅威から、企業を保護するために協力すると発表した。

 今後、アクロニスはID Quantiqueと連携して、量子暗号をアクロニスのクラウドソリューションに導入する。これにより、アクロニスは量子暗号を採用する業界初のクラウドデータ保護ソリューションプロバイダとなる。量子暗号の採用によって、企業のファイアウォールの外部やモバイルデバイス上で増え続けていくデータを保護するとともに、ハッカーやサイバー犯罪から、アクロニスのクラウド上とクラウドに転送する顧客のデータを保護する。

 具体的には、アクロニスのクラウドデータ保護を利用する顧客が、将来的なサイバーセキュリティの脅威やぜい弱性から保護されるように、アクロニスのデータセンターとのデータ転送で最高レベルの暗号化技術を採用する。また、量子鍵配送により、アクロニスの全世界のデータセンターをつなぐバックボーンネットワークに対して、将来的にも耐性のあるセキュリティを提供する。さらに、量子乱数ジェネレータで、ユーザーに対して高品質、高エントロピー、高セキュアな鍵を生成し、アクロニスの保護下にあるデータへの不正アクセスを防止する。