ミラクル・リナックス(伊東達雄社長)は、大規模システム向け統合監視サーバー「MIRACLE ZBX8220」を、10月6日に発売した。

 MIRACLE ZBX8220は、ミラクル・リナックスの統合監視ソフトウェア「MIRACLE ZBX」のほか、監視サーバー専用にチューニングしたLinuxサーバーOSや監視に必要なソフトウェア、クラスタソフトウェアなどをハードウェアにインストールした状態で提供するハードウェア一体型アプライアンス。現在提供している「MIRACLE ZBX8200」の後継製品となり、新モデルでは、ハードウェアに富士通製の最新PCサーバー「FUJITSU Server PRIMERGY RX2530 M1」を採用し、同梱するZabbixのバージョンも2.0から2.2に上げている。

 高可用性を実現するHAクラスタリングソフトウェア「MIRACLE CLUSTERPRO X」を標準実装し、監視サーバー停止時には、自動的にフェイルオーバーして監視業務をすぐに継続する。プロセス障害を自動復旧可能な「シングル構成」とハードウェア障害にも対応可能な「クラスタ構成」の2種類の構成から選択できる。監視サーバー自身の障害に自動対応できることにより、システム全体の可用性を向上する。

 アプライアンスのため、設置すればすぐに使うことができ、OSやデータベースの導入・設定の工数を大幅に削減することができる。同等の監視システムをハードウェアの調達を含めて一から構築する場合と比較すると、5年サポートでは約45%のコストが削減できる(同社比換算)。

 ZabbixやDB、クラスタ、ハードウェアとの障害切り分けが不要なサポート窓口により、迅速な障害対応が可能。また、ソフトウェアごとに問い合わせ窓口を切り替える手間が不要になり、システム管理者の負荷を軽減する。

 税別価格は、1年サポートパックが270万円、5年サポートパックが620万円、クラスタ1年サポートパックが490万円、クラスタ5年サポートパックが890万円、1年延長サポートが128万円、クラスタ1年延長サポートが160万円。