富士軟件科技(山東)(富士ソフト中国、孫任宏総経理)は、Amazon Web Services(AWS)の中国国内のコンサルティングパートナーに認定された。今後、コンサルティングやシステム構築などの導入支援を提供する。

孫任宏
総経理
 同社は、2014年5月に従業員数約90人で山東省・済南市に設立。システム開発の上流工程を含む日本向けオフショアアウトソーシングや、中国国内向けの組み込みソフト開発、システム構築を手がけている。現在、従業員数は約180人まで拡大。孫総経理は、「設立から1年半が経過し、現地向けビジネス強化の一環としてAWSを選択した。スモールスタートができ、拡張性にすぐれるクラウドサービスは、今後中国で急速に成長する」と説明する。IDC中国では、2015~18年の中国パブリッククラウド市場の年平均成長率を33.2%と予測している。

 営業は、主に浙江省の杭州分公司が担う。グループ会社の維傑思科技(杭州)と連携するだけでなく、AWS中国の担当者と共同で提案を行う。ただし現状、AWSの中国国内での提供は限定プレビューの形にとどまっており、富士ソフト中国がクラウドサービスを再販できるモデルとはなっていない。この点に関して孫総経理は、「AWSは体制整備を進めており、近い将来、対応していくものと期待している」と述べた。

 また、富士ソフト中国では、AWS以外のクラウドサービスに関しても、ユーザーのニーズに応じて提案していく方針。(真鍋 武)