ヴイエムウェアは2月10日、新しいプラットフォームとなる「VMware Workspace ONE」を発表した。柔軟なワークスタイルとBYODを実現するデジタルワークスペースで、ユーザーに必要とされるシンプルさと、企業に必要とされる安全性の両立を目指し、すべてのデバイス、アプリケーション、サービスが統一された共通のアクセス・IDのもと、安全に管理ができる。

会見に登壇する小林氏

 同時に「VMware Horizon」の最新版となる 「VMware Horizon 7」、「VMware Horizon Air」の新機能を発表。仮想アプリケーションと仮想デスクトップのさらなる高速配信機能、Airから新たに提供されるハイブリッドモード機能で、オンプレミス/オフプレミス/ハイブリッドなど、環境を問わない選択肢の提供を目指す。

 3製品すべて従来の製品同様の販売方法で、2016年3月までに提供を開始する。市場想定価格はすべて税別で、VMware Workspace ONEはクラウドを通じたサブスクリプションモデルが1ユーザーあたり980円から、オンプレミス環境に導入する永久ライセンスは1ユーザーあたり1万8500円から。 VMware Horizon 7は同時利用1ユーザーあたりのオンプレミスに導入する永久ライセンスが3万1000円から、VMware Horizon Airのハイブリッドモード機能は指定1ユーザーが1か月2000円から、同時接続1ユーザーで1か月3200円から。

 同社は今後、VMware Workspace ONEの販売に注力していく。

 同社はHorizonおよびクラウドベースのサービスとなるHorizon Airで、WindowsやLinuxのVDI環境を提供してきた。今回のWorkspace ONEで、WindowsやiOS、Androidなどあらゆるデバイスから、メールやカレンダーをはじめとする各アプリケーションへのセキュアなシングルサインオンを提供することで、柔軟なワークスタイルやBYODをはじめとするモバイルクラウド時代のビジネスモビリティの実現を目指す。

会見の冒頭で小林泰子ソリューションビジネス本部長は、「One Cloud、Any Application、Any device」を掲げ、すべてのロケーション、どんなデバイスからもアクセスできる安全なIT管理を実現する、と意気込みを語った。