ヴイエムウェア(三木泰雄社長)は、プラットフォーム仮想化パッケージソフトの最新版「VMware vSphere 5.1」を9月12日に発売する。前バージョンから約100の機能を強化したことで、IT運用コストの30%を削減する。

 「VMware vSphere 5.1」では、これまでの「Standard」「Enterprise」「Enterprise Plus」「Essentials」の四つのエディションに加えて、「Essentials Plus」と「Standard with Operations Management」を用意する。

 「VMware vSphere 5.1 Essentials Plus」は、「Standard」エディションを中堅中小企業(SMB)向けに簡素化したパッケージ。低コストで高い可用性を提供するストレージ仮想化ソフト「VMware vSphere Storage Appliance 5.1」、バックアップとリカバリを実現する「VMware vSphere Data Protection」、アプリケーションの災害復旧を簡素化する「VMware vSphere Replication」、セキュリティ対策の「VMware vShield Endpoint」などを含む。

 「VMware vSpehre 5.1 Standard with Operations Management」は、「Standard」エディションに、パフォーマンスとキャパシティの管理を自動化する「VMware vCenter Operations Management Suite」、パッチ管理とアセット管理を一元的に提供して仮想システムと物理システムを保護する「VMware vCenter Protect」を追加したエディション。

 ヴイエムウェアは、同時に「VMware vSphere 5.1」を中心とする包括的なソリューション「VMware vCloud Suite 5.1」を発表。クラウドインフラストラクチャ、クラウドの管理、エコシステムの支援などを一つのパッケージに統合したソリューションで、顧客のシステムの効率性と運用の俊敏性を向上する。データセンター(DC)内のすべてのコンポーネントを仮想化して、ソフトウェアによって自動化するSoftware-Defined Datacenter(ソフトウェア定義のDC)を、業界で初めて実現したソリューションだという。

 価格は、「VMware vSphere 5.1」が、1プロセッサあたり1万円から。「VMware vCloud Suite 5.1」が、1プロセッサあたり62万5000円から。(真鍋武)