サイオステクノロジー(サイオス、喜多伸夫社長)とサイボウズ(青野慶久社長)、大塚商会(大塚裕司社長)は、サイオスの複合機向けアプリケーションソフトウェア「QuickスキャンV4」にサイボウズのクラウド型ウェブデータベース「kintone」の機能を統合し、さらに、eー文書にも対応する「QuickスキャンV4 バージョン4.1(QuickスキャンV4.1)」を共同で開発し、4月11日に発売した。大塚商会が導入支援、コンサルティング、保守サービスとともに販売する。

 QuickスキャンV4.1により、ユーザーはパソコンを介さずに複合機からスキャンした書類データを直接クラウドのkintoneに登録できるようになる。データをクラウドに保管することで、外出先からモバイル環境での確認も可能となるほか、kintone上のさまざまな業務アプリケーションからスキャンしたデータを利用できるようになり、業務効率の向上を図ることができる。

 また、6月には帳票の電子保存を推進する「eー文書対応オプション」の提供を予定しており、eー文書に準拠した領収書などの管理ソリューションが簡単に導入できるようになる。eー文書対応オプションでは、複合機でスキャンした書類をkintoneにアップロードする機能やタイムスタンプを付与する機能を新たに開発した。さらに、幅広く帳票の電子化を推進するために、領収書や請求書の処理を行うためのテンプレートをサイボウズの支援によりサイオスが開発し、大塚商会による導入支援・保守サービスの対象として提供する。

 価格は7万円。タイムスタンプオプションは、初期費用2万円、年額6万円(1000スタンプ/月)から。eー文書対応オプションは、初期費用30万円、年額9万円(1000スタンプ/月)から。サイオス、サイボウズ、大塚商会の3社は、今回の製品連携による販売を推進するとともに、改正電子帳簿保存法への対応ノウハウ、必要なツールを共同で開発・提供し、企業のドキュメント活用による新たな価値を提供していく考え。