リバーベッドテクノロジー(リバーベッド、ビョルン・エンゲルハート アジア太平洋および日本地域担当上級副社長)は4月26日、SDーWANの新製品となる「SteelConnect」を発表した。ハイブリッドエンタープライズでの高速、機敏、安全なアプリケーション配信を、クラウド時代に対応したネットワーキングで実現するための製品。セキュアWANゲートウェイ、リモートLANスイッチやWiーFiアクセスポイントを完全統合し、ハイブリッドWAN、リモートLAN、AWSやAzureといったクラウドネットワークの接続とアプリケーション配信のオーケストレーションを、直感的に使えるクラウドコンソールから集中管理できる。4月26日よりアーリーアクセスとして1.0を全世界で提供開始。日本でも既存のパートナー経由で販売を開始する。今回の発表では販売目標などはオープンにしていないが、価格については「従来にはない、クラウド時代の価格で提供する」(伊藤信 営業部長)と自信をみせた。

会見に登壇した伊藤 信営業部長

 発表に先駆けて4月22日、恵比寿のリバーベッド日本オフィスで開かれた記者会見で、SteelConnetを投入するにあたって伊藤営業部長は、「ITのあらゆる要素がクラウド中心の時代に合わせて変化するなか、ネットワーキングだけが取り残されている。ビジネスの新たなニーズを満たすため、ネットワーキングを根本から見直す必要がある」と、同社の市場感を説明した。

SteelConnectの概念図と機能および実装時期を説明する中島幹太マネージャー

 SteelConnectはSDーWANの製品として投入されるが、「決定的なアドバンテージはリバーベッドが培ってきた今までのアプリケーションとの連携性。ネットワークとアプリケーションの可視化を実現するSteelCentral、WAN高速化、最適化のSteelHead、ストレージのデリバリを配信し効率化できるSteelFusionなど、SteelConnectによって横軸で連携し、単体として実現できないことができるようになる」と、中島幹太 テクニカル・アライアンス・ディベロップメントマネージャーは同社の強みを語った。

 今後については、2016年の中盤から提供を予定している2.0から「本格的にリバーベッドのDNAを吹き込んでいく」とし、「SteelConnectは可視化やQoSの機能など、リバーベッドとして必要と考えるものをとにかく本気で入れ込んでいき、価格的にも競争力がある。ゲートウェイを入れる初めの1台としてはこちらを案内し、コンピューティングパワーがどうしても足らない方々にその他の製品を案内していく」(伊藤営業部長)と、今後の方向性と本製品への注力度合を説明した。

今後のロードマップ