会見に登壇した伊藤 信営業部長
発表に先駆けて4月22日、恵比寿のリバーベッド日本オフィスで開かれた記者会見で、SteelConnetを投入するにあたって伊藤営業部長は、「ITのあらゆる要素がクラウド中心の時代に合わせて変化するなか、ネットワーキングだけが取り残されている。ビジネスの新たなニーズを満たすため、ネットワーキングを根本から見直す必要がある」と、同社の市場感を説明した。
SteelConnectの概念図と機能および実装時期を説明する中島幹太マネージャー
SteelConnectはSDーWANの製品として投入されるが、「決定的なアドバンテージはリバーベッドが培ってきた今までのアプリケーションとの連携性。ネットワークとアプリケーションの可視化を実現するSteelCentral、WAN高速化、最適化のSteelHead、ストレージのデリバリを配信し効率化できるSteelFusionなど、SteelConnectによって横軸で連携し、単体として実現できないことができるようになる」と、中島幹太 テクニカル・アライアンス・ディベロップメントマネージャーは同社の強みを語った。
今後については、2016年の中盤から提供を予定している2.0から「本格的にリバーベッドのDNAを吹き込んでいく」とし、「SteelConnectは可視化やQoSの機能など、リバーベッドとして必要と考えるものをとにかく本気で入れ込んでいき、価格的にも競争力がある。ゲートウェイを入れる初めの1台としてはこちらを案内し、コンピューティングパワーがどうしても足らない方々にその他の製品を案内していく」(伊藤営業部長)と、今後の方向性と本製品への注力度合を説明した。
今後のロードマップ