富士ゼロックス(栗原博社長)のアジアパシフィック地域での営業・マーケティング活動を統括する富士ゼロックスアジアパシフィック(本社・シンガポール、関根勇社長&CEO)は4月11日、シンガポールのDurst Industrial Services(ダースト)と提携し、デジタルラベル印刷ビジネスに参入すると発表した。

 今回の提携では、ダーストのUV(紫外線)デジタルインクジェット式ラベル印刷機「Durst Tau 330シリーズ」の独占販売契約をオーストラリア、ニュージーランド、中国(台湾と香港を含む)で締結。またシンガポール、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、カンボジアでは非独占販売契約を結び、商品ラインアップの拡充を図る。

 Durst Tau 330は、溶剤インクよりも速乾性に優れたデジタルUVインクジェット技術を採用し、インクに紫外線を照射し瞬間硬化させる手法で、熱に弱いとされるフィルムやラベルなどさまざまなマテリアルへの高速印刷が可能。また、デュアルプリントヘッド搭載のシングルパスUVインクジェット印刷技術により、毎分37mの高速フルカラー印刷と、UVデジタルインクジェット式ラベル印刷機では最高となる1260dpiの高解像度を実現する。

 富士ゼロックスアジアパシフィックは、Durst Tau 330を提供することで、「これまで時間を要していた従来方式による印刷作業を、高い利益を生む印刷ビジネスに転換させたい」という、印刷業の顧客から高まりつつある要望に応えていく考え。