ニュース

富士ゼロックス、複合機で安価にICカードを作成できるシステム

2017/04/28 16:34

 富士ゼロックス(栗原博社長)は、オフィス向け複合機でICカードやICラベルを作成できる「ICカード・ラベル発行システム」を4月27日に発売した。

 新製品は、ICカード・ラベルの券面のデザインとエンコードが行える専用ソフトウェアと、作成したカード・ラベルのICにデータを書き込むエンコード装置をセットで提供するもの。専用のICカード用紙やICラベル用紙に券面をプリントし、専用ソフトウェアから情報を登録、複合機にかざして初回の認証を行うことで、ICカードの作成を社内で迅速に行うことができる。

 また、エンコード装置でICにデータを書き込むと、複合機の認証に加え別の機器の認証にも使えるようになるため、目的に応じて、入退室やさまざまな認証を1枚で対応できる社員証・学生証としても活用できる。さらに、特定のプロジェクトのみ参加するパートナーの入退室管理など、一時的なカードが求められる場合にも、同システムがサポートする。

 税別価格は25万円。専用用紙は1枚あたり280円以下と安価で、1枚から手軽に作成可能。ICは国際規格に準拠するMIFAREに対応している。
  • 1

関連記事

富士ゼロックス、見える化を支援する業務ソリューション

富士ゼロックス、デジタルラベル印刷ビジネスに参入

富士ゼロックスのクラウド、ダンロップスポーツが採用

外部リンク

富士ゼロックス=http://www.fujixerox.co.jp/