ニュース

NSWとアートファクトリー玄、表参道でスマートゴミ箱の実証実験

2017/05/19 14:02

 日本システムウエア(NSW、多田尚二社長)とアートファクトリー玄(杉村総一郎代表取締役)は、スマートゴミ箱「BigBelly Solar(ビッグベリーソーラー)」を商店街振興組合原宿表参道欅会に提供し、5月18日に実証実験を開始した。

 BigBelly Solarは、太陽光発電機能を備え、そのエネルギーによる通信機能を搭載したCO2を排出しない環境配慮型ゴミ箱。IoT技術を活用し、携帯電話網を通じてゴミの蓄積状況をリアルタイムで発信する機能により、収集頻度や人員配置、ゴミ箱配置の最適化など、収集作業を効率化しコスト削減を実現する。

 今回の実証実験では、ゴミ回収・リサイクルの課題解決に向け、アートファクトリー玄とNSWが共同でBigBelly Solarを表参道の歩道2か所に設置する。ゴミ箱内部のセンサデータの収集・蓄積とゴミ圧縮機能による、大量ゴミの臨時回収などの収集業務の最適化や業務改善効果の検証、太陽光発電による連続稼働の検証を行う。

 両社は今後、機器の提供と検証環境の構築を行うとともに、この実証実験を、IoTを使用したスマートシティのモデルケースとして活用し、創造的なIoT社会の発展に向け貢献していく考え。
  • 1

関連記事

NSW、IoTデバイス専用のリモートメンテナンスソリューション

NSW、ソニーのLPWAと「Toami」を連携した超広域IoTサービスの実証実験

NSW、IoTデバイスのセキュリティ機能強化で実証実験を開始

外部リンク

日本システムウエア=http://www.nsw.co.jp/

アートファクトリー玄=http://www.publicart.co.jp/gen/

「BigBelly Solar」=http://www.nsw-cloud.jp/cloud/service/m2m/bigbellysolar/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>

連載第5回:先進製品の取り扱いやソフトのクラウド販売を支援

× こちらから>>