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カシオ計算機、「HANJO TOWN」で法人向け会計・経営分析サービス

2017/06/01 16:10

 カシオ計算機は5月30日、小規模飲食店支援サイト「HANJO TOWN」で、新たに法人向けの会計・経営分析サービスを始めた。


法人向けの会計・経営分析サービスについて説明するカシオ計算機の三上哲章氏

 法人向けの会計・経営分析サービスは、従来の個人向けサービスの使いやすさを維持し、決算書作成関係の機能を拡充したのが特徴だ。
 

法人向けサービスの主な機能(カシオ計算機のウェブサイトより)

 具体的には、売り上げや経費などを入力し、貸借対照表や損益計算書などが自動作成できる。作成したデータはCSV形式で出力できるため、税理士が導入している他社のソフトでも扱える。期初月は任意で設定可能。利用料金は月額1980円。

 同社は、店舗の拡大を検討しているユーザーからの要望や、法人で飲食店を始める割合もある程度見込めることを受け、今回のサービスの開始を決めた。

 営業本部システム営業統轄部システム戦略部戦略企画室の三上哲章氏は、「個人も法人も、まんべんなくカバーできるようになった。各店舗に合ったサービスを提供し、これからも成長のお手伝いをしていきたい」と述べた。

 同社は、2016年に「HANJO TOWN」を開設。飲食店の売上集計管理サービスを通じて長年にわたって蓄積してきた約1万店分、約1億件の情報を使い、経営課題の解決に役立つ各種サービスを提供している。
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